柔術のマウスピースの選び方|白帯向けおすすめ4選と種類の違い

※本記事にはプロモーション(アフィリエイトリンク)が含まれます。

この記事の結論

  • 柔術は打撃のない競技ですが、頭や肘・膝がぶつかる事故は起こり得ます。不安があればマウスピースを使うと安心です
  • 市販品は「熱湯で柔らかくして歯型に合わせる成形タイプ」が主流。歯科医院で作るカスタムタイプもあります
  • 選ぶときは、フィット感、厚さと呼吸のしやすさ、ケースの有無を確認しましょう

柔術にマウスピースは必要?

柔術は打撃のない競技なので、ボクシングやMMAのようにマウスピースが必須というわけではありません。実際、道場によって着けている人の割合はさまざまです。

それでも、スパーリング中には次のようなことが起こり得ます。

  • 相手の頭や肘、膝が偶然あごや口元に当たる
  • 抑え込まれたときなどに、強く歯を食いしばってしまう
  • 体勢が崩れた拍子に、マットに顔をぶつける

特に白帯のうちは動きに無駄が多く、自分も相手もコントロールが不安定になりがちです。「口元をぶつけて歯が欠けた」という話は柔術でも聞くことがあります。気になる人は、早めに一つ用意しておくと安心して練習できます。

マウスピースの種類

成形前のマウスピースとお湯の入った鍋

スポーツ用のマウスピースは、大きく3つのタイプに分けられます。

タイプ 特徴 向いている人
そのまま使うタイプ 成形せずに使える。フィット感は低め とりあえず試したい人
成形タイプ(ボイル&バイト) 熱湯で柔らかくして噛み、歯型に合わせる。市販品の主流 ほとんどの白帯
カスタムタイプ 歯科医院で歯型を取って作る。フィット感が高い 長く続けると決めた人、市販品が合わない人

市販品の多くは、お湯で温めて柔らかくした状態で噛み、自分の歯型に合わせる「ボイル&バイト」と呼ばれる成形タイプです。お湯に入れる時間や噛む時間は製品ごとに決まっているので、必ず付属の説明書に従いましょう。

歯科医院で作るカスタムタイプは、歯型を取って作るため、フィット感の高さが特徴です。費用や作製の流れは医院によって違うので、関心があればかかりつけの歯科医院に相談してみてください。

POINT

成形タイプは、説明書の時間を守らずにお湯に長く入れすぎると、変形して合わなくなることがあります。最初の成形は、時間を計りながら落ち着いて行いましょう。

選び方の基準

1. フィット感(外れにくさ)

練習中に外れたりずれたりするマウスピースは、かえって集中の妨げになります。成形タイプでも、ジェル素材の内側やフィン(ひれ状の突起)など、歯に密着しやすい工夫がされているものがあります。

2. 厚さと呼吸のしやすさ

柔術は呼吸が上がりやすい競技です。厚いマウスピースは衝撃をやわらげる設計のものが多い一方で、口の中がかさばって呼吸や会話がしにくく感じることがあります。薄型のものや、呼吸用の通り道(ブリージングチャンネル)があるものは、息がしやすい設計になっています。

3. ケースの有無と手入れのしやすさ

マウスピースは口に入れるものなので、清潔に保つことが大切です。専用ケースが付属していると、持ち運びや保管が衛生的になります。

4. 歯の矯正をしている場合

矯正装置を付けている人は、対応している製品とそうでない製品があります。商品ページの記載を確認し、迷ったら担当の歯科医に相談しましょう。

おすすめのマウスピース

ここでは、メーカー公式または大手販売店の商品ページで仕様を確認できた市販品を紹介します。いずれも柔術専用品ではなく、格闘技や接触のあるスポーツ全般向けの製品です。

Shock Doctor Gel Max Mouthguard

向いている人
定番の成形タイプから試したい人
良い点
ジェル素材の内側と衝撃を受け止めるフレームを組み合わせた三層構造。呼吸用の通り道がある。大人用と子ども用のサイズがある
気になる点
三層構造のしっかりした作りなので、薄さや会話のしやすさを最優先する人は薄型の製品と比べて選ぶとよい

SISU Aero Mouthguard

向いている人
薄くて呼吸や会話がしやすいものを探している人
良い点
1.6mm(Lサイズは2.0mm)の薄型で、呼吸や会話、水分補給がしやすい設計。最大20回まで成形し直せる。BPA・ラテックス・PVCなどを含まない素材
気になる点
成形前は平らな板状で、一般的なマウスピースとは成形の手順が異なるため、説明書をよく読む必要がある

Venum Challenger Mouthguard

向いている人
格闘技ブランドの製品を選びたい人、ケース付きのものが欲しい人
良い点
ジェル素材のフレームでフィットさせる成形タイプ。呼吸用の通り道があり、衛生的に保管できるケースが付属。ラテックス不使用
気になる点
商品説明はボクシングやMMAなど打撃系の用途を中心にしているので、柔術で使う場合は厚みや着け心地を確かめたい

OPRO Gold Self-Fit Mouthguard

向いている人
外れにくさを重視したい人
良い点
フィン状の突起と、噛む力で圧着させる仕組みで歯型に合わせる。ジェルの通り道で呼吸のしやすさに配慮。BPA・ラテックス不使用で、抗菌素材を配合
気になる点
販売店によって在庫が切れていることがある。シリーズ内に複数のグレードがあるので、購入時に「Gold」か確認が必要

どの製品も、成形の手順と使用上の注意は製品ごとに違います。購入したら、まず付属の説明書をよく読んでから成形しましょう。

使い方と手入れ

道着姿でマウスピースのケースをバッグにしまう白帯の初心者

マウスピースを長く清潔に使うために、次のことを習慣にしましょう。

  • 使った後は水で洗う:熱いお湯は変形の原因になることがあるので、水かぬるま湯で洗います
  • よく乾かしてからケースにしまう:濡れたまま密閉すると、においや雑菌の原因になります
  • 高温の場所に置かない:夏場の車内などに置きっぱなしにすると、変形することがあります
  • 傷んだら交換する:噛み跡で穴が開いたり、形が変わってフィットしなくなったりしたら買い替えのサインです

POINT

初めは口の中に違和感があるものですが、何度か練習で使ううちに慣れていくことが多いです。ただし、痛みや違和感がずっと続く場合は無理に使い続けず、歯科医院などの専門家に相談してください。

よくある質問

Q. 上下どちらの歯に着けるもの?

市販のスポーツ用マウスピースの多くは、上の歯に着けるタイプです。製品の説明書に従って装着しましょう。

Q. 練習中に水を飲むときは外す?

外してから飲む人が多いですが、薄型の製品の中には、着けたまま水分補給しやすい設計のものもあります。外したときはマットの上に直接置かず、ケースにしまうと衛生的です。

Q. スパーリングだけ着ければいい?

打ち込みや技の練習では外し、スパーリングのときだけ着ける人が多いです。自分が不安を感じる場面で使うのが基本です。

Q. 成形に失敗したらどうする?

製品によっては、もう一度お湯で温めて成形し直せるものがあります。ただし、成形し直せる回数や手順は製品ごとに違い、何度もやり直すと形が崩れやすくなるものもあります。失敗したときは自己流で直そうとせず、まず説明書で再成形ができるかを確認しましょう。合わないまま使い続けると外れやすくなるので、うまく合わない場合は別の製品を試すのも一つの方法です。

Q. 道場で着けていない人ばかりでも着けていい?

もちろん問題ありません。自分の体を守るための道具なので、周りに合わせる必要はありません。

まとめ

  • 柔術でも口元をぶつける事故は起こり得るので、不安があればマウスピースを使うと安心
  • 市販品は熱湯で成形するボイル&バイトが主流。歯科医院で作るカスタムタイプもある
  • フィット感、厚さと呼吸のしやすさ、ケースの有無で選ぶ
  • 痛みや違和感が続く場合は専門家に相談する

関連して読みたい記事

道着選びがまだの人は初心者向け柔術衣のおすすめと選び方を、ノーギのウェアを揃えたい人はラッシュガード・スパッツの選び方もあわせて読んでみてください。